誕生日を祝うのが面倒だと思っていた
「誕生日を祝うのは面倒くさい」
「祝われたら祝わなきゃだから、祝ってくれなくていいのに」
「誕生日なんて毎年来るんだから、20歳超えてまで祝う必要なくない?」
私は高校生くらいから、自分の誕生日を祝われたり人の誕生日を祝ったりするたびに、このように思っていました。
誕生日を祝わないと怒る友達もいて、非常に面倒だと思っていました(それ以外はとても良い人だと思っていましたが)。
しかし、「誕生日を祝うのが面倒」だなんて発言したら、友情に亀裂が入りかねないと思い、口には出していませんでした。
友達との旅行中にふと口に出してしまった
旅行中は話す時間がとても沢山あり、普段と異なる環境で疲労も溜まるので、普段は言わないような発言をしてしまうことがあります。
「なんで誕生日を祝わなきゃいけないんだろう?私は別に祝ってくれなくても良いのに」
と、大学の卒業旅行で言ってしまいました。
我ながら恐ろしい発言をしたものです。相手が優しい人で良かったです。
母親のために祝いなさい
すると、その優しい友達は言ったのです。
「お母さんが痛い思いをして産んでくれた日なんだから祝いなよ」
そうか、誕生日は母親に感謝をする日なのか!
友達の言葉は私にショックを与えました。誕生日を蔑ろにしてきた年月を恥じました。
誕生日は母親に感謝をする日
自分の誕生日は自分の母親に、友達の誕生日は友達の母親に、感謝する日なのです。
それ以来、私は誕生日を大切にしています。